ゴリスからマルシュルートカに乗ります。
途中で簡単な検問があり、
ナゴルノ・カラバフ共和国の首都、ステパナケルトに到着。
タクシーと交渉してある場所に向かいます。
ナゴルノ・カラバフ戦争の最前線となった街、アグダム。
自治州としてアゼルバイジャンの管理下にあったナゴルノ・カラバフ。
当時の住民の3/4がアルメニア人だったそうです。
自治州内のアルメニア人が、アルメニアへの帰属をアゼルバイジャンに要求したところ、アゼルバイジャンは自治州を廃止、共和国が直轄統治するという措置を取りました。
アゼルバイジャンの措置にナゴルノ・カラバフの住民は強く反発。
91年、ナゴルノ・カラバフ側が一方的に「ナゴルノ・カラバフ共和国」として独立を宣言しました。
独立をきっかけに、紛争が勃発。
紛争は2年に及びましたが、現在は停戦状態となっています。
形を留めている物は、ほとんど見ることができません。
そのことが、民族浄化、大量虐殺の爪跡を強く感じさせます。
車から降りようとすると、強く止められます。一般人の立ち入りは禁止されており、警察・軍に見つかると大きなトラブルとなるそうです。
さっと回って、同じ道を戻っていきます。
ステパナケルトへ戻る道中。
墓地でしょうか。無数の石柱が並んでいます。
城壁や、
城塞のようなものもあります。
帰り際に立ち寄ったのは、
ナゴルノ・カラバフのシンボル「我らの山」像。
国章にも使用されているそうです。
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